2024年06月28日

大分「空き家!どうしたら?」新書:解体、空き家バンク、税金、補助金

大分「空き家!どうしたら?」新書:解体、空き家バンク、税金、補助金

「実家が空き家になる・・・」「ほったらかしの空き家どうしよう」「空き家ってどうしたら?」空き家の管理に頭を悩ませている方、また、今後空き家の管理が予定されている方へ。空き家をそのままにしていては、その土地の安全面や景観バランスの悪化、税金の問題と様々な悩みを引き起こします。本記事では、空き家の悩みを解決するための具体的な方法を詳しく解説します。空き家管理の対応方法、残置物の処理、税金対策、補助金や助成金関連など、知っておくべきポイントを網羅しています。有益な情報になれば幸いです。
 目次
   1.空き家の管理を任せられたら?
   2.空き家解体と残置物の処理
   3.空き家バンクの活用と税金対策
   4.業者選びとおすすめの業者

1.空き家の管理を任せられたら?

1-1.空き家の5つの対応方法

①解体

該当する物件に住みたい人がいない、住める状況ではない場合は思い切って解体をすることがいいでしょう。固定資産税が軽減されます。また周辺に対して安全性の向上や景観がよくなります。信頼できる解体業者を選択しましょう。

②売却

該当する物件に住みたい人がいる、購入者の見込みがある場合は売却しましょう。最も良い選択です。まずは、不動産業者に相談し適正な売却価格を算出してもらいましょう。複数業者へ相談すると比較検討もしやすいでしょう。

③賃貸

該当する物件に住みたい人がいる、賃貸で入居見込みがある場合はこちらの選択をしましょう。賃貸業者と相談して、必要なリフォームや修繕を行い、賃貸契約の締結を行います。

④リノベーション

自分で住む。売却する。賃貸に出す。どの選択をするにせよ、リノベーションをすればその物件の価値は上がります。活用方法に合わせて業者に相談しましょう。

⑤空き家バンク

自治体が展開している制度です。今、地方移住や交流が盛んになってきています。空き家バンクを活用する多くの人は、その地域の良さを理解しています。そしてある意味該当する物件の古さすら味と感じてくれることも少なくありません。最低限の条件(不用品の撤去やリノベーション)をクリアすれば、良い出会いのきっかけになります。

⑥補助金

国や自治体から提供される補助金や助成金を活用しましょう。上記①~⑤が対象となるものが見つかるかもしれません。

1-2.それぞれのメリット/デメリット

①解体

メリット:固定資産税の軽減が図れる、安全面や景観が改善される

デメリット:解体費用が高い、一般馴染みがないためどのように進めていいかわからない

②売却

メリット:速やかに現金化できる、維持管理の手間や費用が不要になる

デメリット:不動産業者との手間がある、想定する売却価格に達しない

③賃貸

メリット:定期的な収入が得られる、維持管理がしやすくなる

デメリット:賃貸業者との手間がある、リフォームや修繕にお金がかかる

④リノベーション

メリット:価値を高める

デメリット:お金がかかる

⑤空き家バンク

メリット:地方の活性化につながる

デメリット:地域によっては購入者や賃貸希望者に見つからないこともある

2.空き家解体と残置物の処理

2-1.空き家解体で得られる効果

空き家の解体は大きな費用がかかります。しかしその分多くのメリットもあります。まず固定資産税の軽減ができ、ランニングコストが削減できます。次に安全面の向上です。老朽化したもしくは老朽化していく建物は、倒壊リスクと不衛生リスクが高く近隣住民は注意しなくてはなりません。そういった利他主義の観点からもおすすめです。合わせて景観の改善も期待できます。空き家がなくなることで地域のイメージアップにつながり、土地の価値も向上する可能性があります。

2-2. 残置物の処理方法と注意点

空き家には、家具や家財道具などの残置物(粗大ごみ)が残っていることがあります。これらの処分をしないと、その後の対応(上記1-1①〜⑤)をとることはできません。基本的に地域のルールに従って処分することとなりますが、一般的には専門業者に依頼します。その際は一般廃棄物収集運搬業の許可がある業者に委託しましょう。この許可がない業者へ処分費を払い委託することはできません。

3.空き家バンクの活用と税金対策

3-1. 空き家バンクの登録と活用方法

空き家バンクは、空き家を有効活用するための素晴らしい制度です。各自治体の空き家バンクに登録することで、購入希望者や借り手を見つけることができ、空き家を有効活用することができます。基本的には自治体の職員が空き家バンクを運用しています。また補助金や助成金が提供される場合もあります。自治体によって異なりますが、活用できる場合は率先して活用しましょう。空き家バンク豊後大野市https://www.homes.co.jp/akiyabank/oita/bungoono/

3-2. 空き家の税金対策

空き家を所有していると、固定資産税や都市計画税が発生します。空き家を解体することで、固定資産税の軽減を図ることができます。特定空き家に指定されると、固定資産税が通常の住宅よりも高くなる場合がありますので、早めの対策が重要です。また、空き家を賃貸に出すことで、所得税の控除を受けることも可能です。税金対策をしっかりと行い、コストを最小限に抑えることが大切です。国土交通省

4.業者選びとおすすめの業者

4-1. 信頼できる解体業者の選び方

信頼できる解体業者を選びましょう。まず、複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく、サービス内容や対応の丁寧さを比較します。また、業者の過去の実績や評判を確認することも重要です。インターネットの口コミや評判サイトを参考にしたり実際に電話をかけ雰囲気を感じましょう。そうすることで信頼性の高い業者を選ぶことができます。最後に、契約書の内容をしっかり確認し、不明点や不安があれば業者に直接問い合わせるようにしましょう。

4-2. おすすめの業者

大分県を中心に家屋解体、産業廃棄物収集運搬、産業廃棄物処分(中間処理:廃プラ、木くず、鉄くず、ガラスくず、金属くず、紙くず)を行なっている会社です。また残置物(粗大ごみ)の回収を行っております。新生クリーンサービスは、創業から30年。これまで述べ30,000世帯以上の個人のお客様、7,300社の企業様とお取引を行なってきました。実績と信頼は充分の会社といえます。お問い合わせをしてみてもらえればと思います。